「生まれ育った松山を元気にしたい」との思いから、政治の世界に飛び込んだのは、今から8年ほど前。

そのきっかけとなったのは、地方を良くするための勉強会でした。
当時の私は、株式会社フジに勤める一社会人。
地域の方々へさらなる貢献を果たすため、企業人として何かヒントが得られればと参加したのですが、そこで大きな気づきを得ることになりました。

中央集権により、全国どこに行っても同じようなまちづくりが行われてきた日本。
そこに限界を感じ、地方分権が叫ばれていた時代。
松山を守ろうと思えば、松山の人間が動かなければいけないんだという強い使命を感じ、市政に携わっていくことを決意しました。

地域に住んでいる人が、魅力を感じながら暮らしていけるまちを作らなければ、これまで先人が築きあげてくれたふるさとは、いずれ人口減少で衰退してしまうのではないか。
子どもや孫の世代に、素晴らしいと胸をはって言えるまちを残していけるか。
私に与えられたミッションは、市民の皆さんの思いを、まちづくりにつなげること。
市民の皆さんに市政に関心を持っていただき、「こうして欲しい」「こんなことがしたい」そんな思いに一つひとつ耳を傾け、よりよい方向へとまとめていき、形にしていきたいい。
一つの輪になった数珠のように、一人ひとりの思いをつなぐ、中糸のような存在でありたいと願っています。

私は、高校卒業後、プロ野球選手として5年間活動し、再び松山に帰ってきました。
そして、25年の社会人生活において、地域の人々の暮らしが一番大事だということを実感しました。
これまでの人生経験を生かし、あくまでも一人の市民として、これからも皆さんの暮らしに寄り添っていきたい。
そして、「わがまちは日本一だと、誇りをもって住める松山を実現する」という強い決意で、これからも精進してまいりますので、さらなるご支援を、心よりお願い申し上げます。

松山市議会議員
上田さだひと