フードドライブとは？
まだ食べられるのに捨てられる食品ロスを減らすため、家庭で余っている食品を持ち寄り、フードバンク団体などを通じて、必要としている子ども食堂や福祉団体などへ寄付する活動です。

支援の流れ
ご家庭　→　商業施設などに持ち寄る　→　フードバンク団体　→　子ども食堂や福祉団体

環境と福祉、二つの課題解決へ
環境企業委員会の一員として、かねてよりゴミを減らすという環境問題に取り組んでまいりました。一方で、コロナ禍における子ども食堂のニーズの高まりもあり、食材が足りなくて困っているという現状を、各方面の方々から聞いておりました。
その2つの課題を解決するための方法として、フードドライブを行えないかと思案。以前勤めていた株式会社フジに相談したところ、「地域に喜んでいただけるならば」とご賛同いただくことができました。そして、2020年12月の本会議で野志市長からも「ぜひ」とのことで決裁をいただき、2021年2月に第一回を実施することができました。

１トンを超えるご協力に感謝
2021年2月21日から23日までの3日間、フジグラン松山にて行ったフードドライブ活動。各家庭で余っている食品を、市民の皆さんに持ち寄っていただいたところ、3日間で集まった食品の合計は3,184個、重さにして約1,085ｋｇ。１トンを超える食品が集まりました。

もっと広めてほしいという声も
今回、食品をご提供いただいた方から、「コロナ禍でご近所さんとの余った食品のやり取りが難しかったので良かった」、「お歳暮やお中元などのいただき物で、食べられないものが余っていた」、「親のために介護食を買ったが、施設に入ったために不要になったので」などの反応をいただき、「この活動をもっと広めてほしい」という嬉しいお声も頂戴しました。

フードドライブ活動は、食品ロスを削減して、環境を守るとともに、困っている人を手助けすることができ、福祉の向上にもつながります。皆さんの善意と、地元企業や各種団体の賛同があってこその活動なので、地域の暮らしをよりよくするために、皆さんのご協力をお願いいたします。※フードドライブ実施店舗は、順次、拡大中です。