松山市議会議員 上田さだひと(うえだ貞人)公式サイト Ueda Sadahiro Official Site

質問テーマ2 松山市駅前広場の整備について

本市では、「歩いて暮らせるまちづくり」を進めていますが、その一環として、松山市駅前広場の整備に取り組んでいます。2021年11月8日から2週間にわたって、完成後の状況を据えた、社会実験が行われました。
今回の社会実験の調査結果を反映して、今年度末までに基本設計を行い、来年度着工を目指予定ですが、今回の結果をしっかりと検証し、「市駅前広場が変わってよくなった。ぜひ行ってみたい」と思われるような整備を、進めてもらいたいと思い、2つの質問をしました。


質問(1)市駅前広場の整備のコンセプトについて

A:松山市では、少子高齢化が進む中、歩いて暮らせるまちづくりを目指し、公共交通をはじめ、歩行者や自転車に配慮して、様々に取り組んでいます。この、歩いて暮らせるまちづくりは、都市機能施設が一定以上集積している、郊外駅などの周辺部では、日常の生活に必要な病院やスーパーが、自宅から歩いて移動できる範囲にコンパクトに集まり、そこで、普段の生活ができるのに加え、地域にない、大きな病院で診療を受けたり、デパートで買い物をしたりする場合は、公共交通を利用して、スムーズに、中心部へ移動できることを基本的な考え方にしています。
そして、目的の施設までを結ぶ移動経路は、子どもやお年寄り、障がい者等全ての方が、安心して移動できるよう、バリアフリー化され、誰もが笑顔で、いきいきと暮らしやすく、安全で快適なまちづくりの実現を目指しています。松山は、郊外電車と市内電車やバスなど、公共交通のネットワークが他の都市と比べ充実しており、これらを乗り継ぐ利便性をさらに高めると、多くの方が、買い物や通院等で、公共交通を利用しやすくなり、外出する機会も増えると考えています。
そのため、市内最大の交通結節点である、松山市駅前広場では、今後の人口減少や高齢化の進展に向け、30年後、50年後、100年後を見こし、公共交通のシームレス化に加え、様々な交通手段でアクセスでき、人が集う、コンパクトシティのシンボル広場として、整備を進めています。公共交通の利便性が高まる一方、完成後は、新しいにぎわいや魅力が増え、中心市街地が活性化し、本市が目指す、歩いて暮らせるまちづくりを推し進めると考えています。

質問(2)市駅前周辺の駐輪対策について

A:市駅前周辺の駐輪対策については、今年6月に、近隣駐輪場の案内看板を、広場内の歩道に、5カ所設置したほか、10月からは、地元商店街や事業所、さらには、自転車利用者にチラシを配布し、駐輪場の周知や利用の啓発を行っています。
また、これまでの実態調査の結果、必要となる駐輪スペースについては、市役所第4別館前にある、市営駐輪場の増設や、周辺の道路を活用した、路上駐輪場の整備などを検討しています。
今後、周辺関係者や、警察等の関係行政機関と協議を進め、具体化に向けた取組みを加速させていきたいと考えています。

※返答を青文字にしています。

ともに!絆がつくる元気なまちづくり!上田さだひと事務所 〒790-0036 松山市小栗1丁目2-18 Tel・Fax089-961-4117 いま、ここから。地域とともに走ります。